
世の中には数多くの資格や検定が存在しますが、なかには「こんな資格があったのか!」と驚くような、ユニークな資格も存在します。ユニークな資格を取得すれば、新たな知識や視点が得られたり、会話のきっかけになったりするでしょう。この記事では、知る人ぞ知る、ちょっと変わっていて面白い、そして実用的な資格・検定を3つ厳選して紹介します。自己啓発や趣味の幅を広げたい方、他の人とは違うスキルを身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。
①資格・検定名:ドローン検定
近年、趣味の空撮から産業利用まで、さまざまな場面で活躍の場を広げているのがドローンです。そんなドローンの取り扱いについて、安全な運用知識と操縦技能を証明するのが「ドローン検定(無人航空従事者試験)」です。
専門的で難しそうに聞こえるかもしれませんが、ドローンへの関心が高まるなかで、近年注目されている資格といえるでしょう。検定試験では「無人航空機に関する法規」「気象学の基礎」「電気電子工学の基礎」「飛行に関する特性」「航空力学」といった分野から出題されます。
この資格を取得すれば、飛行禁止空域や飛行ルールを正しく理解し、天候が飛行に与える影響を予測できるようになります。このように、ドローン検定は、趣味や仕事でドローンを活用するうえで、自身の知識レベルを証明し、安全意識を高めるために役立つ、現代ならではの資格といえるでしょう。
ドローンの活用は、知識は今後の社会でますます重要になっていくと考えられるので、新しいスキルを身につけたい方におすすめです。
②資格・検定名:文章入力スピード認定試験
現代社会において、パソコンを使った文字入力は、仕事、プライベートを問わず、欠かせないスキルであるといえます。タイピングの速さと正確性を客観的に評価するのが「文章入力スピード認定試験」です。
地味に思えるかもしれませんが、デジタル化が進むなかで、意外な価値を発揮する資格といえるでしょう。この試験は、定められた時間内に、与えられた課題文をどれだけ速く、そして正確に入力できるかを測定し、タイピング能力を級位や段位で評価します。単に速いだけでなく、ミスなく正確に入力する能力も重視される点が特徴です。
具体的には、10分間での総入力文字数と、誤字・脱字などのミス率に基づいて行われます。級位は6級から1級、さらに特級、特段まで設定されているため、自分の実力にあわせて検定試験を受験してください。
当たり前のスキルに思えるタイピング能力を「資格」という形で正式に証明するこの試験は、自身の能力を示す有効な手段といえるでしょう。特別な知識は不要なので、興味のある方は、気軽に挑戦してみてください。
③資格・検定名:論理的思考士(ロジカルシンキング資格)
ビジネスシーンをはじめ、私たちの日常生活においても「論理的に考える力(ロジカルシンキング)」は非常に重要です。しかし、この能力は目に見えにくく、客観的な評価が難しいスキルでもあります。そんな論理的思考力を体系的に学び、その習得度を認定するのが「論理的思考士」の資格試験です。
現代社会は、情報過多で変化が激しく、問題解決、意思決定、コミュニケーションなど、あらゆる場面で論理的思考力が求められます。実際にビジネスの場面では、企画立案、プレゼンテーション、交渉、部下への指示など、論理性が求められる場面を挙げだすときりがないでしょう。
理的思考力は、特定の職種に限らず、社会人として活躍するために必要なスキルです。「考える力」を体系的に学び、資格として証明できる論理的思考士は、自己成長や問題解決能力の向上を目指すうえで、非常にユニークかつ実用的な資格といえるでしょう。
まとめ
今回の記事では「ちょっと変わった面白い資格・検定」として「ドローン検定」「文章入力スピード認定試験」「論理的思考士」の3つを紹介しました。これらの資格は、知名度こそ高くはないものの、取得すれば特定の分野における知識やスキルを深め、自身の能力を客観的に証明できるでしょう。また、ユニークな資格を持っていれば、面接での自己PRや、日常会話のネタとしても役立つかもしれません。本記事を参考に、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。